前回、キャリブレーションした結果を次回起動時にも適用させるために設定ファイルを作成しておく必要があります。
「99-calibration.conf」という名前のファイルを作成し、「Section〜End Section」の部分(前回参照)を書き込み保存します。
このファイルを「/usr/share/X11/xorg.conf.d/」以下に保存するのですが、管理者権限がないと保存することができません。
なので管理者権限で実行します。
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sudo su - |
初回起動時にはパスワードの設定を求められると思うので設定し、ログインします。
次にroot権限でファイルマネージャーを起動します。
ファイルマネージャーはインストールしている環境(ディストリビューション)によって異なっているので使用している環境のファイルマネージャーを指定する必要があります。
私の環境ではRaspberry Pi3のRaspbianを使用していて「PCManfm」でした。
なので「sudo PCManfm」と入力し、実行すると、root権限でマネージャーを開くことができるので作成したファイルを上記のフォルダ以下に置けば設定は完了です。