長い文字列の場合、一行にズラズラ書いていると途中でウィンドウから見切れたり、折り返して見づらくなってしまいます。
文字列を複数行に分けて記述することで作業もしやすくなり、ソースコードの可読性も上がります。
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「\」バックスラッシュを使用する
Windows:半角の「\」を打つ場合は英字フォントに変更する必要がある
Mac:「option」+「¥」
使用例
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//改行を行うたびに各行の最後につける必要があります。 console.log('\ a\ b\ c\ '); |
コンソールで見てみると、以下のように表示されます。
みてわかりますが、実際には改行されているわけではありません。あくまでもコード上でだけ改行して記述するためのものです。
「
」バッククウォートを使用する
シングルクウォーテーション「’」と似ています」バッククウォートは改行した文字列にも対応していると言う点で異なっています。
Windows:「shift」+「@」
Mac:「shift」+「@」
使用例
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console.log(` a b c `); |
コンソールで見てみると、以下のように表示されます。
バッククウォートの場合は、コードの記述と同様に実際に改行していると言う扱いになります。
HTMLの記述をする時はこちらの方が使用しやすいと思います。
まとめ
「\」バックスラッシュ
・コード上では改行されているが、実際にはされていない
・コード上で改行するたびに行の最後につける必要がある
「`」バッククウォート
・コード上と同じく実際に改行される
・一度囲ってしまえば使用可能