CSSでは同じコードを、-moz-とか-webkit-とかを頭につけて何度も記述している場面があります。
これはブラウザ間の差異をなくすために必要な記述です。
InternetExploler(IE)やGoogle Chrome、Firefox、Operaなどでは当たり前ですが、同じ仕様で作られてるわけではありません。
正確には独自の拡張機能を実装したり、草案段階(明確に定まっていない段階)の仕様を先行実装したりしている場合に、その仕様が拡張機能であることを示すためにつける拡張子です。
ブラウザと拡張子の関係は以下のとおりです。
◇-moz-・・・Firefox
◇-webkit-・・・Google Chrome, Safari
◇-o-・・・Opera
◇-ms-・・・IE
ベンダープレフィックスは草案の機能につけることが推奨されているので、勧告候補(仕様案も固まってきたし、正規に実装してもいいんじゃないみたいな段階)になった場合は外すことが推奨されています。
なので上記の4パターンに加え、プレフィックスをつけないコードも記述しておいた方がいいです。
ブラウザとCSSの機能の対応関係が知りたい場合は、「Can I Use」というサイトで確認することができます。